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POPS研究会 設立趣意書

1.名称
POPS(Post Operative Pain Service)研究会
2. 設立の趣意
近年、ますます患者さんのQOLの向上が求められる中で、術後疼痛管理サービスは非常に重要な役割を担うことが予測されます。
また、術後疼痛に関する医療スタッフや患者さんの意識が変わり始め、「術後は痛くて当然という認識」から、「痛みのない術後の実現」へという大きな意識改革が起きております。

質の高い術後疼痛管理を行うためには、①マンパワー、②設備、③コスト、が重要なポイントとなります。
各診療科の先生方の理解や、薬剤師、臨床工学技士、看護師等の交流と連携を重視し、さらに、術後疼痛管理システム、薬剤、ディバイスをより有効に使用し、幅広い観点に立ち、術後疼痛管理サービスを提供することが望まれます。最終的には、術後疼痛管理に対する診療報酬点数を獲得し、質の高い術後疼痛管理サービスを標準的に提供することを目指します。

以上の趣意より、POPS研究会は、術後患者のQOLを高めるため、術後疼痛管理をチーム医療によるサービスとして標準化することを目的として、各施設の術後疼痛管理の現状に基づき、術後疼痛管理サービス(Post Operative Pain Service:POPS)の普及活動に努めます。